いざという時に
日頃、葬儀はお互いに無縁の出来事と思いがちです。
「何をどのように・・・」ここでは、いざという時の事前にできることと、安心して葬儀を迎えるための3つのポイントをご紹介いたします。
いざという時に備えて事前にできること
1.写真の準備
遺影として使用する写真です。一般的にはプリントされた写真を引き伸ばして使用しますので、ピントのぼけてないもの、大きく顔が写っているものをお選び下さい。
2.本籍地の確認
死亡届けをする際に、本籍地及び本籍筆頭者の記入欄がございます。不明な場合、平日は役所にて確認が取れますが、休日は確認が取れません。
死亡届が受理されないと、火葬の許可書が発行されないため葬儀の日程が遅くなる事も考えられます。本籍地・本籍筆頭者が不明な場合は確認をしておきましょう。
3.印鑑の用意
死亡届の際、届出人(喪主)の方の印鑑が必要です。
シャチハタ以外の三文判をご用意下さい。
4.宗教・宗派の確認
葬儀の日程を決める際や、当社にて司式者の手配を行う際に、宗教・宗派の確認が必要となります。菩提寺と代々お付き合いのある家族は、葬儀の日程を決めるのに菩提寺の都合が重要となってきます。
5.ご遺体安置場所の確認
病院等の施設で亡くなられたあと多くの場合、施設から他の安置場所へと搬送をする必要があります。
家族の希望や住宅事情をふまえて安置場所を決めておくことは、いざという時に慌てないためにも必要なことです。
当社では、ご自宅に安置できない方のために霊安室を完備しております。ご心配な方はご相談ください。
6.連絡先の確認
寺院・教会・葬儀社を含めて、いざという時に、どこに連絡を取ったらいいかの一覧を作っておくといざという時に慌てず、連絡もれも防ぐことができます。
最近では、家族葬といったかたちで葬儀を行うために、死亡連絡の段階で会葬者の制限をされる方もいるようです。誰に連絡をして、誰には連絡しなくていいのか。事前に把握し、家族と相談しておくことで葬儀後のトラブルを防ぐ事にもつながります。